インドで生きるということ/a Japanese living in India

意識高い系の旧帝大卒文系男子がインドに現地採用されてせっせと働く話

南インド旅行・1日目:チェンナイ~タンジャブール

 

前の記事で紹介しました、全4日の南インド(タミルナドゥ州)旅行記の1日目です。

 

 

某空港

社用車(借り上げタクシー)を運転してもらいインド国内の某空港へ到着し、チェンナイ空港まで飛行機で来ました。

 

簡単に、インドの空港や航空会社について説明していきます。

空港にはいつまでに着けばよいのか

インドの空港では日本よりも手荷物検査などに時間がかかるため、ウェブチェックインをした上で、国内線だと1時間、国際線だと2時間ほど余裕をもって着くように会社の先輩には言われました。

今回は1時間半ほど余裕をもって到着しました。

空港に着くまでに周辺の道路で渋滞に遭遇することはしょっちゅうです。

また空港についても、スタッフのオペレーションが日本と比べてモタモタしていたりします。更には、列に割り込むインド人や、こちらがカウンターで受付を済ませている途中に、質問や文句を言うためにこちらの作業を中断させるインド人も普通にいます。

こうした理由から日本よりも余分に時間がかかるんですね。

 

なお前述したウェブチェックインには難点があり、航空会社から券を買う際にクレジットカード認証の問題から、初回の購入ではウェブチェックインさせてくれないケースがあります(今回のフライトがそうでした。仕事では総務が購入するのでこういうことはないです)。

空港に入る際には…

セキュリティゲートがあります。

ここで外国人はパスポートフライトの証明書を見せる必要があります。インド人も証明書を見せます。

証明書について、航空会社から送られるpdfデータをスマホで見せても問題ないですが、紙に印刷しておいたほうがスムーズですね。

 

こうした仕組みなので、搭乗者以外は施設内に入れないんです。

使用した航空会社

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今回はIndiGo(インディゴ)というLCCを使用しました。LCCといえど、国内シェア3-4割を獲得しており業界内の完全なリーダーです。航空機をガンガン飛ばしているので安いです。サービスも悪くはないです。低価格・中品質ですね。ちなみに受付口もここだけ数が多く、待つ人の数も膨大です。

 

機内食およびドリンクは有料オプションでした。今回はネタ作りも込めて食べました。

(食べ物は最後にまとめます)

 

チェンナイ空港~市中心部

およそ3時間のフライトを経てチェンナイ空港へ到着しました。このとき時間は13時。

清潔な空港ですが、ちっちゃいです。Ground Floor(英式。日本でいう1F)が到着口。

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手荷物だけで来たため、預け荷物を待たずに行動開始。

 

空港からどう移動するのか

  1. タクシー
  2. オートリクシャー(東南アジアでいうトゥクトゥク)
  3. 鉄道
  4. メトロ

チェンナイ中心部へは上記の4つのどれでも行けます。

 

ですが、タクシーは個人的に退屈なので真っ先に除外。

まともな日系企業の場合、仕事での移動では安全面などを考慮して社用車の使用が義務付けられているのが普通なので、仕事では交通インフラを利用しません。この点では駐在員も現地採用も同じ待遇です。

続いてオートリクシャ。

前述の理由で仕事で乗ったことはないのですが、どうせ中心部で何度か乗ることになるし無駄な費用は押さえたいので却下。

更に鉄道も除外。簡単に調べたところ、便数が極端に少ないイメージでとても使えない印象でした。

そしてメトロは便数も10~15分に一本はあり、値段も安いためでこれに決定。

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空港内の1F(日本の2F)にメトロ行きの通路があり、そこから向かいます。

タミル語とヒンディー語、英語による併記。普段の生活で見る機会がなかったので、新鮮な気持ち。

 

ちなみにメトロに乗る前に一度屋外へ出てみましたが、湿気がすごいです。

インド=湿度はほぼない、というイメージがあるかもしれませんが、誤りです。

チェンナイやムンバイなどは海沿いの都市ですが、基本的にそうしたエリアは湿度が高いです。

この時気温は30度ほどあったので、日本の夏場のような暑さと湿度で不快でした。

 

メトロではどこで降りるべきか

  • Chennai Central(チェンナイ中央)駅:市中心部に行くなら。60ルピー*140分ほど。
  • Egmore(エグモア)駅:市中心部に行くなら。中央駅のひとつ前。60ルピー。40分ほど。
  • CMBT駅:バスターミナルに行くなら。40ルピー。20分ほど。

しかし地図を見ていたところ、Egmoreの少し手前に州立博物館があったので、ひとつ前の駅であるNehru Park駅に到着。

地上に出てしばらく調べながら歩くと、博物館は今日が閉館日だということを知る。

とりあえずNehru ParkからChennai Centralを目指して歩きます。

このとき既に15時前だったため、途中で食堂でジュースを飲み、別な食堂で昼食を食べました。

散策

Nehru Park~市中心部

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チェンナイは旧名マドラスといい、イギリスの植民地の影響が建築物などに色濃く残っています。

インドのキリスト教人口はごくわずかですが、チェンナイでは教会も目にします。普通の北インドの都市などではそうそう見かけないはず。

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通りの壁に描かれた絵。おそらく市の政治家。タモリさんではない。

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Egmore駅付近。南インドはキレイというイメージがありましたが、そんなことはないです。北部のようにホコリっぽくないだけで、ゴミは相変わらず散乱しています。

看板にはインドのホテル予約サイト大手OYOの文字。この会社、勢いがすごいです。

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謎の売り物とおぼしきものを持つ青年。ディワリに関係があるのか?

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市中心部の西洋建築その1。クレーンとの対比が良かった。

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市中心部の西洋建築その2。

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市中心部の西洋建築その3。

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チェンナイ中央駅。市バスを待つ人たち。

 

市の中心部では西洋建築物も多く、壮大な都市のように見えます。

しかし、あまり市民は豊かではないようです。

写真は撮っていませんが、路上で寝ている人たちがかなり多く目につきました。(粗末な恰好なので、暑いから寝ているのか路上生活者なのかが分かりません)

また、それと関連してか、歩いているときに向こうからやってきた老人が

物乞いをしに話しかけてくることが2,3度あり、少しショックを受けました。

デリーでは観光地の付近で老人や身体障碍者の人が物乞いをしてはいましたが、

市の中心部へ向かうストリートでそんな風に絡んでくるのは意外でした。

 

市中心部~セントジョージ要塞

2キロほどありますが歩きました。

正直、最初はそれで良かったのですがだんだん景色にも飽きて来て正直しんどかった。

 

歩いてセントジョージ要塞に行き、観光地として有名な要塞博物館を訪れました(200ルピー)。

チェンナイ(旧名マドラス)は東インド会社による統治の拠点だったこともあり、そうした経緯や関連する機械・武器を紹介していました。3階建てでかなり見ごたえがある。

 

セントジョージ要塞~カパーレーシュワラ寺院

足が疲れ切っていたのでオートリクシャーを拾い、観光名所であるカパーレーシュワラ寺院へ向かう。インドで初オートリクシャー。バスほどではないが、庶民の足。

(乗っているときの動画を取ったがアップロードできそうにない…)

 

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到着。無料。圧倒的な外観。なかなか圧巻される建築でしたが、周囲の物売りがうるさかった。

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寺院内。

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くつろぐ猫。

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牛を飼っていました。基本的には放し飼いにされて路上でボケーっといるので、小屋で飼育されている姿を見るのは少し面白かった。牛はかわいくて好きです。

 

とはいえ、実は入場口で自称ガイドの男がしつこく話しかけてきた件があり、この寺院のイメージは結局悪いままです。

国籍を聞いてきて答えると簡単な日本語をしゃべりだし、頼んでもないのに必死について来ようとします。

入場料は無料のはずなのに、どういう立場なのかガイド料だか寄付だかでお金を取ろうという姿勢が伝わってきたので「お前俺がアジア人だからって舐めてるの?」と伝え、不快感を示しました。

 

ちょっと言いすぎな気もするんですが、インドではこちらが意見や権利を主張しないと好き勝手に物事が進むことが多いです。

正直、「日本人」的な振る舞いだと相手に舐められるし、あらゆる物事に時間が余分にかかってしまうと思います。

 

カパーレーシュワラ寺院~マリーナビーチ

寺院からビーチまで少し歩けば着く距離なので、歩きました。

途中で観光名所のサン・トメ聖堂があったのですが、魅力を感じなかったので写真も撮らずスルー。

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18時過ぎ。マリーナビーチはチェンナイの代名詞的な感じ。

ディワリでは花火や爆竹を使う習慣があるので、花火の光と爆竹の音が海岸を満たしていました。老若男女がやっていましたよ。

また、ここでの出店は意外と面白かったです。焼きとうもろこしを食べ、サトウキビジュースを飲みました。

 

マリーナビーチ~ポンニューサミーホテルレストラン

チェンナイ旅行者のブログで、ポンニューサミーホテルレストランのカニカレーが美味しい!という情報を得たので、ビーチから数キロ歩き向かいました。

 

狭い道を進む中でも、地元の人たちは大量の爆竹と花火を楽しんでいました。

近くで人や自動車が通っていでも平気でやっているので、歩行者としては少し危ないなと感じました。

自動車のマナーがもともと良くない上に、徘徊している野良犬を避けながら進む必要があるので、更に足元で爆竹や花火を使用されると移動が大変でした。0。地元の歩行者や自動車も時折迷惑そうな振る舞いを見せていました。

たまに50連くらいの爆竹を使用しており、そのときは数十秒間爆音が鳴り続ける異様な空間ができあがります。基本的に10代〜20代前半の男子が悪ノリゆえか人の邪魔になるような場所で爆竹を楽しんでいました。一方、中高年や小さい女の子などは家の前で花火をあげていることが多かったです。

 

ゆっくり進み無事に到着して、蟹カレーを食べました。

レストラン~CBMT駅

この日の最終目標は、タンジャブール行きの夜行バスに乗り込むことです。

8時過ぎにレストランを出て、メトロへ向かいます。歩きでは遠かったので、リクシャーを拾い、エグモア駅へ。

目的地行きのバスは22時が最終便であることを事前に調べていたので、それに乗ることを目標にします。

 

エグモア駅からは15分間隔ほどで空港行きがあったため、これに乗り込み、その途中のCMBT駅で降ります(たしか40ルピー)。エグモア駅から20分程度。

 

CMBT~夜行バス

21時過ぎにCMBT駅に到着。ここから歩いて1分ほどでバスターミナルに行けます。

 

入ってすぐのエントランスのような場所では大量の人が床の上で寝ていて、これにも驚きました。早朝便などを待っているのでしょうか。

 

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奥には間隔を置いて4つほどの乗り場があります。乗り場ごとにその左右にバスが停車しており、各5,6台ほど確認できました。大規模なターミナルだと気づかされます。

 

ちなみに、目的地を示す行き先についてはターミナルには(おそらく)どこにも書いていません。バス自体には行き先が表記されていますが、全てタミル語で書かれていました。

ローマ字表記してくれよ。地元以外のインド人も全員迷うだろ。

 

そういうわけでバス運転手や利用者に英語で尋ねます。

さいわい、運転手はこうした質問に慣れているのかタンジャブール行きの場所を一発で教えてくれました。歯磨きだけして、発車20分前に乗り込みます。

これがインドの夜行バスだ

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乗客、誰もいませんでした。とはいえ発車数分前には2,3人ほどが乗車。

その後も何度か市内で乗ってくる人がいて、座席は3分の1ほど埋まりました。

運賃(チェンナイ~タンジャブール)

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運賃は490ルピー。

シートまわり

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左は、本来はペットボトルホルダーな気がします。完全にゴミ箱として使用されていました。

右はコンセントの差込口です。インドではこういう形をしています。

よし、これでスマホを充電できる…と思いコンセントを繋ぐものの、見事壊れていました。

 

なお、エアコンはほどほどの温度で快適でした。インドや東南アジアでは屋内やバスのエアコンが効きすぎて逆に寒いことはあるあるなので、今回は温度調整のセンスに感謝しました。

ただ残念なことにシートベルトがないんですね…。

おそらくはこの車に限らず、インド中のこうしたバス全部にです。

一般にインドは運転マナーが悪く自動車事故も実際に多いので、日本で乗るよりやはり危険ではありますね。

 

とはいいつつも、荷物だけ注意しつつ足を伸ばしてとりあえず寝れました

これにて1日目は終了。

 

この日食べたもの

ここで一日に食べたものをまとめます。

パフ

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空港の待合室。150ルピー。

やたら大味なカレーパン。

 

空港はストリートなどと違い、物価がかなり高い(低所得者を排除しているため)。

このカレーパン的なものも本来は30~50ルピーくらいの価値しかないと思う。

だって日本円で240円くらいですよ。日本のホットスナックにあっても150円くらいのはず。

 

機内食(ダル・チャワル)

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250ルピー。カレー風味のおかゆ。サーブされて8分待つ。右の飲み物はチャイ。

カップヌードル・カレー味のスープを薄味かつ辛口に変えて、そこにご飯を突っ込んだ感じ。

汁っぽくてかつ薄味なので、途中で飽きることなく淡々と食べられるのは良かった。

ただし入っているクミンシードだけは良くも悪くも強烈にインドを感じさせる

 

チャイは普通に美味しい。

ライムソーダ

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20ルピー。チェンナイ市内。砂糖ありかなしかを選べる。ありで注文。

その場で作ってくれるので、フレッシュでペットボトル製品より断然美味い。

ストリート価格なのでコスパもよい。ただし、室内にハエが多かった。

ミールス

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80ルピー。あまりきれいに盛られてなかったので写真は撮っていません。

こちらはその日の夜に食べたミールスの画像です。ミールス連打してます。

これも正直盛り方はあんまり…なので、みなさんグーグルできれいなミールスを確認してください。

 

「ミールス」は、北インドにおけるカレーを中心とした食事形式「ターリー」と対をなす、南インドの一般的な食事の形式です。

バナナの葉っぱの上にカレーの器と白米を盛って、これを手で混ぜて食べます。

(なお、ほとんどの店ではスプーンを注文すれば持ってきてくれます)

 

インドで食べるのは初ですが、実はおよそ1年ほど前に

JR大森駅付近で食べたことがありました(笑)素敵なお店ですよ。

tabelog.com

 

とはいえその時はスプーンを使って食べており、今回は本場でもあるということで

手を使って食べました。

なかなかいい感じでした。手を浸すまでは少し抵抗があるものの、一度食べ始めるとなかなかこれは良いなと感じます。なんていうか、着衣のままで海に入る時と同じ感覚です。

一度入っちゃえば水浸しになろうが楽しくてもう気にならないですよね。

 

ミールスは手で食べたほうが美味いぞ。

サトウキビジュース

20ルピー。マリーナ・ビーチにて。

日本国内で飲んだことはないですが、香港で飲んだ記憶がある。

薄味の自然な甘さなので、ずーっと飲み続けられそうな味です。好き。

焼きトウモロコシ

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30ルピー。同ビーチにて。

注文するとその場で焼き始めてくれます。左手でこの器械を回し、右手であぶってくれます。夏の出店のようなエモさがあります。

 

醤油なんてものがあるはずもないので、このまま食べる感じかな?と思っていると

「Lemon,OK?」と聞いてくるんですね。レモン。オーケーします。

すると焼き終えたトウモロコシに小粒のレモンをがっつり擦り付けるんです。

「日本では想像がつかん組み合わせやな…」と思っているうちに手渡されます。

これが大当たりで、めっちゃ美味しいんです。トウモロコシの香ばしさとレモンの酸味が想像以上に合う。そして、このクオリティでだいたい50円か…!と感心する。

 

ミールスとカニカレー

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グロ画像ではない。

前述の画像のミールス170ルピー。そしてカニカレー380ルピー

ポンニューサミーホテルレストランにて。

 

まず、ミールスは普通でした。レストランだからサービスなどがあるため仕方ないが、味の割に高い。

次に、カニカレーについて。

自分の住んでいる地域では海鮮を取り扱う店が少ないため、わくわくしながら来ました。ですが正直、大したことなかった。

そもそも、値段が高ければ美味しいのは当たり前だと思っているので、その点でも残念でした。カニが高級食材なだけで、それをカレーにしたら本来の良さを生かせるかっていうと怪しい。カニ特有のコクとかそういう美味しさは特に感じなかった。

この店行かずにトウモロコシ18本食べたほうが幸せだったな。

 

 

感じたこと

チェンナイには正直、期待したほどのものがなくがっかりしました。

以前、旅行の日程を先輩に伝えたとき「南インド自体はとても良いけど、チェンナイは別に見るところないよ」と言われたのですが、本当にその通りだと痛感。

セントジョージ博物館、バスに乗る経験・ミールスを手で食べる経験、焼きトウモロコシはとても良かったです。しかし、チェンナイでしかできない経験って博物館だけじゃん。

 

そもそも、海外で居住している上でいわゆる国内旅行をやっているせいか、何かを見ても「全部が目新しい」という感覚はまずやってこないんです。

そうした理由からか、自分にとっては外国の土地であれ、つまらない都市は本当につまらないと感じるようになった。

これって自分にとっては大きな変化です。これと対照的に、日本在住時に行く数日間の海外旅行はいつも最初から最後まで楽しかったんですよね。

 

一日目は意外とネガティブな内容になりました。しかし、二日目からはなかなか楽しかったので、そちらも記していきます。

*1:2018年11月13日現在、1ルピー=1.57円